加湿器のタイプ
加湿器には、水蒸気を出すための方式が複数あります。
水を温めて水蒸気を発生させるオーソドックスな物や、水を超音波振動によって振動させて気化させるタイプなど、いろいろなタイプの加湿器が発売されています。
それぞれにメリット・デメリットがあります。利点、汚点を簡単に紹介していきます。
スチームファン式加湿器のメリットは?
加湿スピードが速い。
沸騰させて水蒸気を発生させるので、
加湿する能率が良い。短時間で部屋の湿度を高くすることができる。
ヒーターレスファン式加湿器のメリットは?
省エネタイプの加湿器です。
熱を発生しません。
熱くならないので、火傷の心配がありません。赤ちゃんが住んでいるご家庭でも安心して使える加湿器です。
ハイブリッド式加湿器のメリットは?
加湿のスピードが速い。
超音波式加湿器のメリットは?
最新。現在、最も高性能だと思われる加湿器。
熱を発しないので、火傷の心配がありません。
スイッチをONにして、即水蒸気が出てきます。
加湿の速度が速い。
電気代が安い。
動作音が静か。
赤ちゃんが触っても安全な加湿器。
スチームファン式加湿器のデメリットは?
水蒸気の噴出口が熱くなり、火傷する危険がある。
水を沸騰させるので消費電力が大きい。
ヒーターレスファン式加湿器のデメリットは?
加湿のスピードが遅い。
なかなか湿度が高くならない。
加湿器の内側にあるフィルターを、頻繁に交換しなければいけません。
メンテナンス、掃除などがとても面倒なタイプの加湿器です。
ハイブリッド式加湿器のデメリットは?
電気代が高くなります。
スチーム加湿器と同様に、噴出口が高温になります。
本体価格がとても高い傾向があります。
加湿器本体のフィルター交換が、頻繁に必要です。
超音波式加湿器のデメリットは?
ありません。
超音波式加湿器が一番
現在発売されている加湿器の中で、加湿器が一番優れていると言われています。
超音波式加湿器以外の方式には、必ず何かのデメリットがありますが、超音波式加湿器だけはデメリットがありません。
将来的には、「加湿器と言ったら全て超音波式加湿器」となる可能性が高いと思われます。
- 電気代が安い。
- 火傷の危険が無い。
- 音が静か。
- 赤ちゃんが触っても安心。
- 加湿能力が高い。
空気清浄機機能付きの加湿器もあります。
「空気清浄機」+「加湿器」両方の機能を持ち、1台にまとまっているため、省スペースです。
(加湿器と空気清浄機の両方を部屋に置くと、電源コンセントは2箇所必要になりますし、2台置かなければいけません。それと比べると、とてもコンパクトです。)
部屋の環境を考えるなら、加湿器だけじゃなく空気清浄機の機能もあった方が良いですね。
どちらも風邪対策、ウイルス対策に使えます。